くちゅくちゅと淫らな音を響かせて私のハヤリーナは今日も綺麗。足をM字に開脚させて私の指先で可憐に乱れる彼女の姿。あまりの可愛らしさに私は何度目かの快感に酔いしれているハヤリーナの頬にキスをした。
硝子の壁の向こうでは頬を赤く染めたハヤリーナが私と“私のハヤリーナ”の痴態から目を離せないでいる。もっと・・・もっと見てほしい。ハヤリーナに私達の姿を。そして自らが犯されていく姿を。
私の指で乱れ続けるハヤリーナは硝子の向こう側のハヤリーナの影であり分身。そして鏡の世界の王である私の可愛い僕。何度も何度も私の味を教えてるから私の世界のハヤリーナは私に夢中だ。私のテクニックと愛撫で愛されすぎて他のことになんか頭が回らないでいる。
それに比べてどうかしら。硝子の向こうのハヤリーナは何も知らない無垢な子供。つい最近になって初恋を知ったばかりの弱々しい蕾のような存在。けどいつかその身に美しい大輪の薔薇を咲かせる可能性を秘めていることは私がよく知っている。だって私の世界のハヤリーナはこんなに淫らで妖艶で可憐なんですもの。

光と影。あちら側とこちら側。表裏一体のこの世界に本当は境界線などない。本当は一つなのを無理やり分けてしまっているだけなの。だから私が壊してあげる。貴方のその儚い壁を。そして私が裂かせてあげる。貴方の中に眠る美しい花を。

クスリと笑うと私の腕の中でハヤリーナが潮を吹いて痙攣をしていた。





鏡の中に突如として浮かび上がった景色に俺は唖然とした。鏡に映るべきものは下肢をさらけ出し幼い自慰にふけっていた自分の姿。の、はずなのに今映し出されているのはだらしない表情でクロロームに寄りかかり彼女からの愛撫に身をもだえさせている自分の姿。


「なに・・・これ・・・・」


両手で鏡を包み込みながら零れた呟き。その瞬間、鏡の中で怪しく微笑むクロロームと目が合った。


『これが貴方の望んでる姿だよ』


クロロームの唇がゆっくりと動く。


「望んでる姿・・・ハヤリーナが?」
『そうだよ。そして貴方の本当の姿』
「ハヤリーナが・・・クロロームにこうされるのを望んでるとでもいうの?」


ありえない!だってハヤリーナが好きなのはバードなんだから。さっきだってバードに抱かれることを想像しながら自分を慰めていたんだもん。
クロロームに犯されるハヤリーナなんて望んでない!何かの間違い!!


『そんなの嘘だよ』


そう言いながらクロロームは鏡の中に移るハヤリーナを犯し始めた。自らの股に生えた太い性器でハヤリーナを貫き喘がせる。信じられない・・・あんなものが体に入るなんて。そしてあんなに気持ちよさそうな顔をハヤリーナがするなんて・・・。


『あ・・・あん!きもちぃ!クロローム・・・もっと!!』
『ハヤリーナは私のこれが好きなんだもんね』
『すきすきだいすき!クロロームのがきもちいいの!もっともっとハヤリーナのおま●こぐちゅぐちゅにかきまわして!!』


卑猥な単語を並べて快感に喘ぐ鏡の中のハヤリーナ。耳を塞ぎたくても声は頭に響いてきて、目を閉じても姿が目の前の出来事のように映し出される。やだ。恐い。


『処女・・・だもんね。ハヤリーナは』


クスリ、と耳元で声がした。はっとして眼を開くと鏡の向こうでクロロームが妖艶に笑う。


『可愛い私のハヤリーナ。永遠に綺麗なままで貴方は私が可愛がってあげる』


クロロームはそう言うと貫いたままのもう一人のハヤリーナに深く腰を入れた。
その時、呆然と見ていただけの自分の体に熱いものが流れ込む。


「あ・・・あぁ・・・・」
『うふふふ・・・始まったみたいだね。どう?処女なのに奥まで犯されている感覚は』
「な・・・・や・・・これ・・・なに・・・」
『私が壊してあげたの。ハヤリーナが作っていた光と影の境界線を』


きょうかい・・・せん・・・・?靄が頭の中にかかっていく・・・。体が・・熱くてたまらない・・・。


『大丈夫。もうすぐ分かるよ』


笑うクロローム。そのクロロームに犯されているもう一人のハヤリーナ。じゃあここで震えているハヤリーナは何?誰?


『さぁ、貴方の花を咲かせて』


熱い、痛い、深い・・・でも逃れられない。
気がついたときには私の股から透明な液体が溢れていた。






『ア・・・あん・・・はぁ・・・はぁ・・ん』
「や・・・もっと・・・気持ちいよ・・・クロローム」


二人のハヤリーナの甘い声に私はうっとりと耳を傾けていた。
私が貫いているのは鏡の中のハヤリーナ。それを目の前で眺めていながら襲ってくる快楽に身を躍らせているのが硝子の向こうにいるハヤリーナ。でももう分ける必要はない。二人は一人のハヤリーナなのだから。指で犯してる最中のハヤリーナの乳首をつまめば硝子の壁の向こうで一人もだえるハヤリーナも胸を押さえて体を振るわせる。
もう二人に境界線はない。一つの快楽も感情も享楽も互いに共有しあっているのだ。だから犯されているハヤリーナの快楽はもう一人のハヤリーナへの快楽。犯されているハヤリーナの絶頂はもう一人のハヤリーナの絶頂。だから指一本触れていないハヤリーナももう一人のハヤリーナ同様、淫らな快感に酔いしれているのだ。

『「あ・・・う・・・ん・・・んんあぁ・・」』

二人とも同じ部分で感じて同じタイミングで何度目かの絶頂を迎える。素敵なハーモニーを奏でながら。
ハヤリーナの眼に映る私は一人なのに、私の目に移るハヤリーナは二人なのだ。何て素晴らしい世界なのだろうここは。

「もっと・・・ないてるみたいな声を聞かせて」

私は喜びに震えて腰の動きを早めた。犯されているハヤリーナは嬉しそうに、一人のハヤリーナは強すぎる快楽に表情を歪めながらその衝撃に体をゆすらせる。最高の光景だ。私の性奴隷と化したハヤリーナと処女のハヤリーナを一緒に犯す事が出来るなんて。

可愛い・・・可愛いハヤリーナ。きっともう一人のハヤリーナだって私のこと以外考えられなくなるに違いない。ほら・・・絶頂はもうすぐ。

「あ・・・あん!いっちゃう!ハヤリーナいっちゃうの!!」
『何・・・やだ・・・あつ・・・あついよ!!からだが・・おかしくなっちゃううう!!!』

二人のハヤリーナははしたない声をあげると同じタイミングで体を痙攣させ達した。二人とも足をだらしなく広げ、力なく床に体を預ける。人形のような愛おしい姿。私の胸が熱くなるのを感じた。


鏡の中のハヤリーナ。貴方は何度でも犯してあげる。私無しではいられなくなって、私とのセックス以外考えられなくなる淫らな女の子になっても毎日可愛がってあげる。
鏡の向こうのハヤリーナ。貴方には指一本触れないわ。永遠に一人でその体に襲い掛かる熱に身をゆだねてて。貴方は永遠にその純潔を守るの。乙女のままで愛らしい姿を私に見せて。


二人のハヤリーナに二つの愛。この世界を本当に望んだのは・・・もしかしたら私なのかもしれない。
けど逃がさないわ。永遠に一緒よ。可愛い私のハヤリーナ達・・・・。


















「・・・・・・・・・・・・・で」
「どうしたのハヤト?」
「これを読ませて俺にどうさせたいんだ」
「・・・・・・・・この台本みたいに私とエッチして欲しいの」
「駄目だ!断る!っていうか俺に分裂しろって言うのか!!」
「それは雰囲気だけの話だもん!ただ私はハヤトのないてるみたいな声が聞きたいの!」
「そ・・・それは・・・ほら・・・俺雲雀以外には(ごにょごにょ)」
「ずるい!私だって聞きたいのに!衣装だって用意したの!ほら!!」
「って・・・やっぱりお前もコスプレHなのか・・・・」
「????え?常識でしょ」

・・・・・・・。

「そんな常識・・・いらない・・・」

あおとがよろしいようで(強制終了)


ヌル百合エロ登場です。某オタヒバ愛好家の鈴木さんに捧げます。
年賀状のお礼に・・・ってことでしたが新春の爽やかな風を吹き飛ばす色んな意味で濃い内容となってしまいました;いや・・・だって・・・鈴木さんが「クロロリーナの同人誌読みたいv」とか可愛くおねだりするから・・・(脳内設定)。嫁としては旦那の願望を叶えたい☆ってわけで張り切った結果惨敗しました。
やっぱりヒビキさんにエロは難しいよ・・・せめて骨くらいは拾ってくださいorz
こんなユルエロ百合ですが愛するナンワレに贈らせていただきます!

(注)クロロリーナはオタヒバ大好きハヤリーナに出てくるクロロームさんとヒロインハヤリーナさんの百合カプです。略してクロロリーナ。クロハヤだと混ざるからという大人の事情もはいってますw
オタヒバに出てくるコスプレイヤー☆クローム・髑髏さん(コスプレネーム)一押しのCPでありクロームさんはこのCPで何冊か同人誌も発売しています。そしてコスプレ地獄変であったとおりこのCPをリアルで体現するのが幼少からの夢なのです。どうでもいい追加情報ですね☆