※ちいさい獄の話ですよ※




ハヤト「ピアチェーレ(はじめまして)。
    ゴクデラ ハヤトです!よろしくおねがいします」

山本「よ、幼稚園児!?」

ツナ「うん、なんか飛び級で今度からウチのクラスに入るんだって」

山本「そうか・・・じゃあ今から色々と考えとかないと大変だな」

ツナ「そうだよね。こんな小さい子が一緒のクラスなんだから
   色々、考えといてあげないと大変だよね」

山本「だよな。じゃあまずは『おにいちゃん』って呼ばせるべきか、
    『おにいたん』って呼ばせるか考えとかないと・・・」

ツナ「ハ、ハヤトちゃん此処から逃げてーーーーーー!!!!」

ハヤト「???」




(山本→ハヤトです。もっさん変態臭い)





※ちいさい獄の話ですよ※




ハヤト「ん〜・・・じゅうだいめー?」

ツナ「どうしたの、ハヤトちゃん」

ハヤト「次の時間、体育らしいんですけど
     体育着もってくるのわすれちゃいました・・・。
     どうしましょう・・・授業がうけられません」

山本「それなら心配ない!俺が持ってきておいたぞ」

ツナ「なんで山本が!?」

山本「まずはこの体育着(上)。昔ながらのデザインに
    大きく書かれた『はやと』の名前がポイントだ」

ツナ「マニアックすぎるよ、山本!」

山本「次はブルマ。これも昔ながらの紺色!
    そしてお尻に余裕の出る
    ふんわりカボチャタイプだ!」

ツナ「趣味に走りすぎるよ、山本!!」

ハヤト「わーい!
     これで授業受けられますね、じゅーだいめ」

ツナ「わーハヤトちゃんも着替えちゃダメーーー!!」

山本「・・・も、萌え・・・・」

ハヤト「???」

ツナ「山本、目が怖いよ・・・・。
   ハヤトちゃんは先生に言って
   今日は見学にさせてもらおうね・・・」

ハヤト「えー」

ツナ「それが君のためなんだよ・・・」




(あと、赤白帽がはいれば完璧かと←なにが!?)




※ちいさい獄の話ですよ※




ハヤト「・・・・・・」

ツナ「(小声で)ハヤトちゃん、
    今は数学の授業中だかららくがきしてしちゃダメだよ」

ハヤト「でも、じゅーだいめ・・・。
     授業がつまらないです〜・・・」

ツナ「って言われても・・・・」

先生「こら!そこお喋りしない!」

ツナ「わ、バレた・・・」

先生「まったく君も黒板を見ないで何を書いているんだ・・・」

ハヤト「あー、ハヤトのノート取っちゃヤダーー」

先生「ったく授業中に落書・・・な・・ど・・・」

ツナ「先生・・・?」

先生「・・・NASAレベルの・・・数式問題・・・?」

ツナ「へ???」

ハヤト「だって・・・授業つまらないんだもん・・・」

ツナ「・・・・」

先生「・・・・」




(腐っても天才児ってことで)





※ちいさい獄の話ですよ※




ハヤト「じゅーだいめ、ごはんたべましょー」

ツナ「そうだね。天気もいいから屋上に行こうか」

ハヤト「わーい!」

ツナ「そういえば今日はハヤトちゃん、お弁当だよね」

ハヤト「はい!お姉ちゃんが作ってくれました」

ツナ「・・・おねえちゃん・・・ってビアンキ?」

ハヤト「はい?そうですが??」

ツナ「・・・・ハヤトちゃん、屋上行く前に購買部行こうね?」

ハヤト「え?でもお弁当は???」

ツナ「ソーメンパン買ってあげるからそれ食べよう・・・」




(まだハヤトはポイズンクッキングを知りません・・ってことで)




※ちいさい獄の話ですよ※




ハヤト「う〜・・・ねむいよぉ・・・」




ふらふらふら・・・・




ハヤト「あー・・・ここお昼寝によさそう・・・」




ガラっ・・・ふらふら〜〜^




ハヤト「うみゅ〜・・・おやすみなさ・・・い」




ぽすん・・・スヤスヤ・・・・




(数分後)





雲雀「・・・・・・・」

ハヤト「zzzzzzzz・・・・」

雲雀「わぉ、なにコレ」

ハヤト「う〜・・・クッキーいらない・・・・」

雲雀「寝ぼけてるの?いい根性だね、君。
   応接室に無断で入って眠りこけるなんて」

ハヤト「むにゅむにゅ・・・・・・・」

雲雀「・・・・なんだかヤル気無くすね。
   まぁ、今日はその根性にめんして何もしないであげるよ」

ハヤト「ぷぷ・・・む〜・・・」

雲雀「今度会うときはしっかり起きとくんだね」




ぱさっ・・・ガラっ・・・・




(一時間後)




ハヤト「おはようございます、じゅーだいめ!」

ツナ「ハヤトちゃん!一時間も何処いってたの」

ハヤト「お昼寝してました〜」

ツナ「お昼寝?」

ハヤト「はい!で知らない人がコレをかけてくれました!」

ツナ「コレ・・・って黒の学ランに風紀委員の腕章・・・」

ハヤト「親切な人もいますね!」

ツナ「そ、そうだね・・・・」




(たまにはほのぼのデス)